慰安婦問題について、いろんな報道: 【激震・朴政権】「弾劾」は反保守勢力の朴父子への復讐戦 正煕氏の生誕100年の無情 ソウル駐在客員論説委員 黒田勝弘。恐怖の朴槿恵氏「クネビーム」に高官らゆがんだ忠誠心 元ソウル支局長加藤達也。弾劾案可決 朴槿恵氏の大統領職権停止 混乱長期化は不可避に。

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2016年12月10日土曜日

【激震・朴政権】「弾劾」は反保守勢力の朴父子への復讐戦 正煕氏の生誕100年の無情 ソウル駐在客員論説委員 黒田勝弘。恐怖の朴槿恵氏「クネビーム」に高官らゆがんだ忠誠心 元ソウル支局長加藤達也。弾劾案可決 朴槿恵氏の大統領職権停止 混乱長期化は不可避に。

閣僚会合で発言する韓国の朴槿恵大統領
=9日、ソウルの大統領府(聯合=共同)
朴槿恵大統領の弾劾訴追案可決を報じるハンギョレ新聞(左下)など
韓国の主要新聞=10日、ソウル(共同)
朴正煕元大統領
朴槿恵大統領の弾劾訴追案を可決した韓国国会
=9日(聯合=共同)
韓国国会で会合に臨む与党セヌリ党の非主流派議員
朴槿恵大統領は弾劾決議で韓国史上、
初めて罷免の危機に立たされている。
結論は来年になるが、これとは別途、
本人は先に4月辞任の意向も明らかにしている。
いずれにしろ失意のなか
青瓦台(大統領府)を去らざるを得ないようだ。

 22歳の時、母をテロで亡くし、
その5年後の1979年10月、
父・朴正煕(パク・チョンヒ)も側近に暗殺され、
父母のいない27歳の彼女は悲痛な心情で青瓦台を去った。
この親子2代の悲運は何か因縁を感じさせる。

 来年は父・朴正煕の誕生100年にあたり
各界で記念行事が計画されていたが
娘の不名誉な退陣とあってはそれも難しくなった。

 彼女が大統領になれたのは、
韓国の近代化と経済発展を実現した
父の業績とそれへの国民の郷愁があったからだ。
しかし1960~70年代の父の時代に対しては、
政治的に弾圧された進歩派知識人や野党・左翼など
反対勢力には強い“ハン(恨)”が残った。

 その背景には、父が日本の陸軍士官学校で学んだ
旧満州国軍将校出身で、韓国では今もタブーになっている
“親日派”と非難されながら国家建設に成功し、
さらに北朝鮮を凌駕(りょうが)する国を作ったことに対する、
自尊心を破壊されたような恨みがある。
だから4年前の大統領選で彼ら反対勢力の野党候補は、
テレビ討論で朴槿恵候補を前に
「あなたの父はタカギマサオ(朴正煕の日本名)でしたね」
と引き下ろしに血眼になった。
 今回の弾劾に至った韓国政治の激動の核心は、
そうした伝統的な反政府勢力による父および父の時代への
報復の戦いであり、父子2代への「復讐(ふくしゅう)戦」なのだ。
 それに加え今、大規模な街頭デモで
“朴槿恵たたき”に懸命な群集の中心は“盧武鉉世代”である。
2002年に庶民派で左翼・革新系の盧武鉉を大統領に当選させたのは、
同じ年開催のワールドカップ日韓大会の際、
超愛国的な100万人街頭応援で人生を謳歌(おうか)した
若者世代だといわれた。
その街頭パワーが今回は朴槿恵追放で結集しているようにみえる。
 ところが盧武鉉は在任中に保守勢力(当時は野党)によって
弾劾決議に追い込まれ(罷免は免れたが)、
退任後は検察当局による家族への
金銭疑惑捜査に苦悩し自殺してしまった。
盧武鉉世代にとって今回はその“弔い合戦”でもある。
 父の影を背負った保守派の朴槿恵政権には当初から、
そうした現代政治史を背景にした厳しい反対勢力が存在したのだが、
彼女はそれへの備えを怠った。
人材起用や権力内部の意思疎通・結束などで
保守勢力は注意を促してきたが聞き入れなかった。
 力量不足だったというしかないが、
最後の粘り腰で何を見せてくれるか。

2016.12.10 06:57 2 【激震・朴槿恵政権産経ニュース
朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追案の採決に先立ち、
韓国国会では野党議員が「(朴氏は)言論の自由を侵害し、
憲法違反に当たる」と指摘した。
朴氏の名誉を毀損(きそん)したとして告発され、
議員らから恫喝(どうかつ)まがいの言葉を投げられた身として、
当時との違いを興味深く見た。

 韓国では2日、今年8月に亡くなった大統領府(青瓦台)の
金英漢(キム・ヨンハン)元民情首席秘書官が記したとされる

金英漢(キム・ヨンハン)青瓦台民政首席秘書官
青瓦台民政首席秘書官が「抗命辞任」
2015年01月10日10時12分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]

政権内の対メディア方針のメモが公開された。
「言論の自由の侵害」とはこのメモの内容を指すのだろう。

 メモでは「懲らしめる」と名指しされた産経以外にも
保革、左右と多くの韓国メディアが攻撃の標的になっていた。
青瓦台の強硬な対メディア姿勢の根底に何があるのか、
改めて考えさせる内容といえる。

検察に出頭した朴槿恵大統領の元側近のチョン・ユンフェ氏
=10日、ソウル地検(共同)

 例えば朴氏の元秘書で実権を握るとされた鄭ユンフェ氏が、
朴氏の実弟を尾行した疑惑を書いた雑誌メディアについて、
メモは「見せしめにしなければ」と指弾しているのだが、
続けて次の表現があった。
「先制して熱誠と根性で抜本塞源」-。
記載の上には「領」の文字があり、
朴氏が直接指示した内容とみられている。
 「抜本塞源」とは、
木の根っこを引き抜いて問題の源をふさぐという意味だが、
あえてこんな漢語表現を使うあたり、
朴氏の断固たる思いが伝わってくる。
 青瓦台内部では、朴氏の視線は「クネビーム」と呼ばれ、
恐れられていたという。
メディア統制を検討する会議では、
報道内容に怒る朴氏の表情や視線に萎縮しながら、
高官らが熱心に書き取っていたのだろう。
金淇春(キム・ギチュン)秘書室長
…記者を告訴

メモには青瓦台から内部情報が漏洩(ろうえい)した際、
金淇春(ギチュン)元大統領秘書室長が吐いた言葉も書き留められていた。
「大統領への忠誠・愛は『自己犠牲』によって表現すべきだ」-。
朴正煕(チョンヒ)元大統領時代から
親子に仕えてきた金氏の深い忠誠心をうかがわせる。
 韓国では、後継を決める大統領選をめぐり
保守派が追い詰められていると聞く。
いずれにしても次期政権がゆがんだ忠誠心を
放棄できるかどうか、注視したい。(社会部編集委員)


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韓国大統領の弾劾案を可決 職務停止に
2016/12/9 16:17 日経新聞
【ソウル=山田健一】韓国国会は9日の本会議で、
朴槿恵(パク・クネ)大統領の弾劾訴追案を賛成多数で可決した。
大統領の職務権限は同日中に停止し、
黄教安(ファン・ギョアン)首相が大統領の職務を代行する。
大統領弾劾案の可決は
2004年の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領以来、2度目となる。

 朴大統領の友人、崔順実(チェ・スンシル)被告による
国政介入疑惑を受け、「共に民主党」「国民の党」「正義党」の
野党3党と無所属議員が弾劾案を提出していた。
採決では与党の一部議員も賛成に回り、
在籍議員数(300)のうち可決に必要な3分の2超を上回った。

 結果は憲法の規定に従って直ちに憲法裁判所に送付される。
憲法裁判所は180日以内に弾劾の可否を審理する予定だ。
9人いる裁判官のうち6人以上が賛成すれば弾劾が成立し、
大統領は罷免される。
賛成が5人以下なら大統領は職務に復帰する。
弾劾が成立すると、60日以内に大統領選が実施される。

2016.12.9 16:11 2 【激震・朴政権】産経ニュース
弾劾案可決 朴槿恵氏の大統領職権停止
【ソウル=桜井紀雄】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の友人で
女性実業家、崔順実(チェ・スンシル)被告の国政介入事件に絡み、
国会本会議で9日、朴氏に対する弾劾訴追案が野党側などの
賛成多数で可決された。憲法裁判所が最長180日間の審理に入り、
判断が出るまで朴氏の大統領権限は停止され、
黄教安(ファン・ギョアン)首相が職務を代行する。
国政混乱の長期化は決定的となった。
 可決には、国会議員の3分の2に当たる200人以上の賛成が必要。
弾劾案を提出した野党勢力に加え、
与党、セヌリ党議員も朴氏と距離を置く「非朴派」を中心に賛同に回り、
賛成は234票に達した。
 弾劾案では、崔被告の事件に絡む一連の不正に加え、
旅客船セウォル号事故当日の
朴氏の対応の不備も憲法違反と位置付けた。
 朴氏は与党が提示した来年4月の退陣と
6月の大統領選の方針を受け入れると表明していた。
だが、早期退陣を求める声が圧倒的に強く、
最新の世論調査で81%が弾劾に賛成する中、
非朴派ら与党議員の多くも世論に迎合する形で「造反」に動いた。
憲法裁が弾劾を妥当と判断すれば、朴氏は罷免される。
弾劾を棄却したとしても、与党の方針に従い
4月に退陣する可能性が高いとみられている。
1987年の民主化以降、韓国大統領が罷免や
任期途中で辞任するのは初めてとなる。
 朴氏は65年に日韓国交正常化を実現した
朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領の長女で、
2013年2月に韓国初の女性大統領に就任した。

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